まいぺーすに建築ブログ。

建築のこと。本のこと。日常のふと気になったこと。

New Nature/御手洗龍展 @プリズミックギャラリー

南青山にあるプリズミックギャラリーで開かれている『New Nature/御手洗龍展-新しい幾何学でつくられる小さな生態系としての建築』。御手洗さんが伊東事務所を独立してから取り組んできたいくつかのプロジェクトの模型とボードによる展示。ほかにも、みらい…

隈研吾教授最終連続講義 第六回「アートと建築」 @安田講堂

全10回の折り返しとなる今回の講義は美術評論家であり隈さんとも関わりの深い高階秀爾さんと伊東順二さんを招いて「アートと建築。」というテーマでの講演。 高階さんも何度も話のなかで用いてたウィトルウィウスの建築十書にあるように、そこで建築の大きな…

レクチャー Petra Blaisse「Vertical versus Hrizontal」

Petra Blaisseによるレクチャーが先日東大で行われました。オランダのテキスタイルデザイナーでOMAとも多くコラボしています。それもあってかレムコールハース本人も会場にお忍びで来ており大変驚きました。OMAとコラボした仕事にはシアトル国立図書館のカー…

SDレビュー2019 @代官山ヒルサイドテラス

毎年行われてる若手建築家の登竜門とも言われてるSDレビューの展示会に。今回は研究室の直属のお世話になった大村さんの作品もあると行くことで見に行くのが楽しみな展示会でした。(ほんとに微力ながら模型製作も手伝えて良かったです。)大村さんは以前アア…

空中庭園幻想としての梅田スカイビル

この前旅行で訪れた大阪で訪れた梅田スカイビルについて実際に訪れた感想を書きたい。「空中庭園」という言葉は幻想的な風景を思い浮かべるが、実際にこの梅田スカイビルは現代における空中庭園を目指した建築である。原さんはかつて研究室として集落調査を…

photo_金沢海みらい図書館_TOYAMAキラリ

先日の金沢で行われた学会のついでに2つの図書館を見てきた。シーラカンスK&Hの金沢海みらい図書館と隈事務所のTOYAMAキラリ(富山市立図書館)のどちらも比較的新しい北陸の建築でありながら、規模も建物内に入り込む用途も全然違く見比べると面白かった。…

隈研吾教授最終連続講義 第五回「緑と建築」 @安田講堂

今回の隈先生の最終講義は、前回から1か月以上が空いての講義で全10回の内折り返しの5回目の講義でした。造園の専門家である進士先生と涌井先生を招いてのレクチャーでこの最終講義の分野の多様さを感じるものでした。「造家」という言葉を伊東忠太が「建築…

隈研吾教授最終連続講義 第四回「街づくりとクラフト」 @安田講堂

前回から時間が空いての第四回はデザイナーの原研哉さん、街づくりのプロである鈴木輝隆さん、和紙職人の小林康生さん、左官の挟土秀平さんを招いての講演でした。個性的な人が集まっており、話がどのように行くかが講義前からとても気になるものでした。本…

Photo_尾道

以前尾道を訪れた時の写真。坂があり海もある地形豊かな尾道ならではの写真が撮れました。行きたかったリボンチャペルやU2などの建築もあり大満足です。

「安藤忠雄初期建築原図展-個の自立と対話」 @国立近現代建築資料館

湯島にある建築資料館で開かれている安藤忠雄の原図展に行ってきました。旧岩崎邸庭園の中にあるこの資料館を訪れるのは初めてでまた新しいスポットを発見した気分です。2年前に国立新美術館で開かれた展示会に比べ、住吉の長屋から光の教会くらいまでの初期…

中山英之展 「,and then」@TOTOギャラリー・間

乃木坂のギャラ間で行われる建築家の個展、今回は東京藝大もされている中山英之さんの展示会です。今までにないくらい評判が良さそうだったので何としても時間を作っていきたい展示会でした。 「,and then」と題し、建築が建ったあとのこれからに主眼を置い…

隈研吾教授最終連続講義 第三回「コンクリートから木へ」 @安田講堂

今回は「コンクリートから木へ」をテーマに隈先生の学部時代の先生である内田先生と深尾先生を招いての講義でした。 はじめは毎回と同様にゲストで来てくださった方の講義で、内田祥哉先生による様式の歴史を追った内容のものでした。 1950年の谷口吉郎の木…

隈研吾教授最終連続講義 第二回「家族とコミュニティの未来」 @安田講堂

今年度で退官される隈教授の最終講義シリーズの第2回。今回は社会学者の上野千鶴子さんと三浦展さんを招いてのレクチャーでした。 隈先生がまず初めに、建築学と社会学という別分野でありながらどういう接点を持っていたのか、両先生方の著書をもとに話され…

隈研吾教授最終連続講義 第一回「集落からはじまった」 @安田講堂

4月20日、安田講堂で隈先生の最終連続講義の第一回が行われました。初回は原広司先生と東大助教のセン・クアンを招いて「集落からはじまった」というテーマのもと講義が行われました。原先生は、隈先生の学生時代の師匠にあたり、原先生が隈先生ら学生を連れ…

青木淳教授就任レクチャー「表面の論理」 @東京藝術大学

今年から東京藝術大学の教授に就任された青木淳さんのレクチャーを聞きに来ました。青木淳さんはこれまで大学で教授の依頼があっても断り、東京藝大なら受けても良いと考えていた経緯があっての教授就任でした。 今回のレクチャーは事前のアナウンスでは定員…

スイス建築の表現手法 クリスト&ガンテンバイン展@代官山ヒルサイドテラス

出典:https://shinkenchiku.online/information/christ-gantenbein/ 代官山のヒルサイドテラスF棟で行われていたスイスの建築家クリスト&ガンテンバインの展示会の会期に行ってきました。クリスト&ガンテンバインは日本での知名度は高くはないですが、2016…

インポッシブル・アーキテクチャー -もうひとつの建築史 @埼玉県立近代美術館

埼玉県立近代美術館で3/24まで開催されてる「インポッシブル・アーキテクチャー -もうひとつの建築史」に行ってきました。 出典:https://bijutsutecho.com/exhibitions/3234 2019.2.2 - 3.24 インポッシブル・アーキテクチャー - 埼玉県立近代美術館|The Mu…

アルヴァ・アアルト 内省する空間

三田・田町にある日本建築学会建築博物館ギャラリーにてアルヴァ・アアルトの展示会が開催されています。アアルトの生誕120周年を記念に開催されており、東京ステーションギャラリーで開かれている「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」のサテライト的な…

アルヴァ・アアルトという建築家

フィンランドに生まれ、20世紀を代表する建築家であり、家具を手掛けるなど幅広く活躍したアルヴァ・アアルト。日本でも北欧の家具は人気を博しており、そう遠い存在ではない。そんなアアルトは今年で生誕120周年を迎え、日本でも大規模な巡回展が行われてい…

ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代@国立西洋美術館

国立西洋美術館で行われているコルビュジェの展示会に先日行ってきました。土曜日ということもあり、館内は結構な賑わいでした。国立西洋美術館が世界遺産に登録されてから外国の方の来館者も多くなっている印象でした。 1階は写真撮影も可能で模型が中心に…

RCRアーキテクツ展|夢のジオグラフィー@TOTOギャラリー・間

ギャラ間で催される2018年度最後の展覧会は2017年にプリツカー賞も受賞し、日本でも奈良県で活動をしているRCRアーキテクツ。彼らの詳しい活動はこの記事にまとめてあるのでよかったら読んでみてください。 www.mypace-archi-student.com 毎度おなじみのTOTO…

図面表現の重要性

建築設計の成果物の一つの〈図面〉は、本来は建築を建てるための指示書として描かれ、如何に”建てるための”情報を詰め込めるかが大事であるが、〈図面表現〉は建てるためというより自分のその建築に対しての姿勢を写すためのものだと思っている。 『出典 :ht…

卒業設計で考えていること

色々と変化もあった2018年が終わり2019年を迎え、いよいよ卒業設計も佳境に入ってくるかなと感じています。これまでの設計課題の集大成としての卒業設計を考えたとき、提出することよりもこれから建築をやっていくことで、何を考えどういう建築を行っていき…

アルヴァ・アアルトーもうひとつの自然@神奈川県立近代美術館

もう終わってしまったのだけれど、この前まで葉山で開催され、名古屋・東京・青森と日本を巡回するアアルト生誕120周年を記念した大規模な展覧会「アルヴァ・アアルトーもうひとつの自然」。 アアルトはフィンランドを20世紀を代表する建築家であり家具も多…

すみだ北斎美術館

両国駅から少しあるいた所にある、すみだ北斎美術館。妹島さんの都内にある代表作ともいえるこの美術館は下町感あふれる街並みを歩いていると突如現れる。このファサードは美術館の特徴ともいえ、この日は天気も良く、アルミパネルに空が反射しとてもきれい…

Photo_金沢

金沢の有名建築というより、金沢らしい風景や街の写真を。 近江市場 東山茶屋街 東山茶屋街 兼六園 金沢の街をこれだけしっかり見て回ったのは初めてで、ほんと魅力しかない街だなとまた行きたいなと。北陸新幹線が無かったらたぶんこのタイミングで金沢に行…

鈴木大拙館

金沢21世紀美術館から少し歩いたところにある鈴木大拙館。仏教学者で禅を広めた、金沢出身の思想家である鈴木大拙を記念して建てられ、禅を体現した記念館です。法隆寺宝物館や葛西臨海公園レストハウスを設計している、同じく金沢出身の谷口吉生の設計です…

金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館といえば言わずと知れたSANAAの代表作である。 「公園のような建築」というコンセプトのもと円形の美術館が多方向からアクセスできる。内部には美術館ゾーンと地域の交流ゾーンが並列され、中に入るだけなら料金を払う必要はなく、美術館に…

建築の必読書

建築を学ぶひとにとっての必読書について。 難波さんや川添さんなどは研究室として必読書を定めて、学生に読んでおくようすすめているものがある。本で読んだことは、その人の考えをつくるもので非常に大事だと思うし、それを人に指示されたものを読むのはど…

田根剛展|未来の記憶 Archaeology of the future@TOTOギャラリー・間

時間があったので、TOTOギャラリーで開催されてる田根さんの展示会に立ち寄りました。東京オペラシティーアートギャラリーでも同時開催されています。TOTOがSearch&Reserchと題し設計のプロセスを展示しているのに対し、オペラシティーではDigging&Building…