まいぺーすに建築ブログ。

建築のこと。本のこと。日常のふと気になったこと。

隈研吾教授最終連続講義 第四回「街づくりとクラフト」 @安田講堂

前回から時間が空いての第四回はデザイナーの原研哉さん、街づくりのプロである鈴木輝隆さん、和紙職人の小林康生さん、左官の挟土秀平さんを招いての講演でした。個性的な人が集まっており、話がどのように行くかが講義前からとても気になるものでした。本…

Photo_尾道

以前尾道を訪れた時の写真。坂があり海もある地形豊かな尾道ならではの写真が撮れました。行きたかったリボンチャペルやU2などの建築もあり大満足です。

「安藤忠雄初期建築原図展-個の自立と対話」 @国立近現代建築資料館

湯島にある建築資料館で開かれている安藤忠雄の原図展に行ってきました。旧岩崎邸庭園の中にあるこの資料館を訪れるのは初めてでまた新しいスポットを発見した気分です。2年前に国立新美術館で開かれた展示会に比べ、住吉の長屋から光の教会くらいまでの初期…

中山英之展 「,and then」@TOTOギャラリー・間

乃木坂のギャラ間で行われる建築家の個展、今回は東京藝大もされている中山英之さんの展示会です。今までにないくらい評判が良さそうだったので何としても時間を作っていきたい展示会でした。 「,and then」と題し、建築が建ったあとのこれからに主眼を置い…

隈研吾教授最終連続講義 第三回「コンクリートから木へ」 @安田講堂

今回は「コンクリートから木へ」をテーマに隈先生の学部時代の先生である内田先生と深尾先生を招いての講義でした。 はじめは毎回と同様にゲストで来てくださった方の講義で、内田祥哉先生による様式の歴史を追った内容のものでした。 1950年の谷口吉郎の木…

隈研吾教授最終連続講義 第二回「家族とコミュニティの未来」 @安田講堂

今年度で退官される隈教授の最終講義シリーズの第2回。今回は社会学者の上野千鶴子さんと三浦展さんを招いてのレクチャーでした。 隈先生がまず初めに、建築学と社会学という別分野でありながらどういう接点を持っていたのか、両先生方の著書をもとに話され…

隈研吾教授最終連続講義 第一回「集落からはじまった」 @安田講堂

4月20日、安田講堂で隈先生の最終連続講義の第一回が行われました。初回は原広司先生と東大助教のセン・クアンを招いて「集落からはじまった」というテーマのもと講義が行われました。原先生は、隈先生の学生時代の師匠にあたり、原先生が隈先生ら学生を連れ…

青木淳教授就任レクチャー「表面の論理」 @東京藝術大学

今年から東京藝術大学の教授に就任された青木淳さんのレクチャーを聞きに来ました。青木淳さんはこれまで大学で教授の依頼があっても断り、東京藝大なら受けても良いと考えていた経緯があっての教授就任でした。 今回のレクチャーは事前のアナウンスでは定員…

スイス建築の表現手法 クリスト&ガンテンバイン展@代官山ヒルサイドテラス

出典:https://shinkenchiku.online/information/christ-gantenbein/ 代官山のヒルサイドテラスF棟で行われていたスイスの建築家クリスト&ガンテンバインの展示会の会期に行ってきました。クリスト&ガンテンバインは日本での知名度は高くはないですが、2016…

インポッシブル・アーキテクチャー -もうひとつの建築史 @埼玉県立近代美術館

埼玉県立近代美術館で3/24まで開催されてる「インポッシブル・アーキテクチャー -もうひとつの建築史」に行ってきました。 出典:https://bijutsutecho.com/exhibitions/3234 2019.2.2 - 3.24 インポッシブル・アーキテクチャー - 埼玉県立近代美術館|The Mu…

アルヴァ・アアルト 内省する空間

三田・田町にある日本建築学会建築博物館ギャラリーにてアルヴァ・アアルトの展示会が開催されています。アアルトの生誕120周年を記念に開催されており、東京ステーションギャラリーで開かれている「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」のサテライト的な…

アルヴァ・アアルトという建築家

フィンランドに生まれ、20世紀を代表する建築家であり、家具を手掛けるなど幅広く活躍したアルヴァ・アアルト。日本でも北欧の家具は人気を博しており、そう遠い存在ではない。そんなアアルトは今年で生誕120周年を迎え、日本でも大規模な巡回展が行われてい…

ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代@国立西洋美術館

国立西洋美術館で行われているコルビュジェの展示会に先日行ってきました。土曜日ということもあり、館内は結構な賑わいでした。国立西洋美術館が世界遺産に登録されてから外国の方の来館者も多くなっている印象でした。 1階は写真撮影も可能で模型が中心に…

RCRアーキテクツ展|夢のジオグラフィー@TOTOギャラリー・間

ギャラ間で催される2018年度最後の展覧会は2017年にプリツカー賞も受賞し、日本でも奈良県で活動をしているRCRアーキテクツ。彼らの詳しい活動はこの記事にまとめてあるのでよかったら読んでみてください。 www.mypace-archi-student.com 毎度おなじみのTOTO…

図面表現の重要性

建築設計の成果物の一つの〈図面〉は、本来は建築を建てるための指示書として描かれ、如何に”建てるための”情報を詰め込めるかが大事であるが、〈図面表現〉は建てるためというより自分のその建築に対しての姿勢を写すためのものだと思っている。 『出典 :ht…

卒業設計で考えていること

色々と変化もあった2018年が終わり2019年を迎え、いよいよ卒業設計も佳境に入ってくるかなと感じています。これまでの設計課題の集大成としての卒業設計を考えたとき、提出することよりもこれから建築をやっていくことで、何を考えどういう建築を行っていき…

アルヴァ・アアルトーもうひとつの自然@神奈川県立近代美術館

もう終わってしまったのだけれど、この前まで葉山で開催され、名古屋・東京・青森と日本を巡回するアアルト生誕120周年を記念した大規模な展覧会「アルヴァ・アアルトーもうひとつの自然」。 アアルトはフィンランドを20世紀を代表する建築家であり家具も多…

すみだ北斎美術館

両国駅から少しあるいた所にある、すみだ北斎美術館。妹島さんの都内にある代表作ともいえるこの美術館は下町感あふれる街並みを歩いていると突如現れる。このファサードは美術館の特徴ともいえ、この日は天気も良く、アルミパネルに空が反射しとてもきれい…

Photo_金沢

金沢の有名建築というより、金沢らしい風景や街の写真を。 近江市場 東山茶屋街 東山茶屋街 兼六園 金沢の街をこれだけしっかり見て回ったのは初めてで、ほんと魅力しかない街だなとまた行きたいなと。北陸新幹線が無かったらたぶんこのタイミングで金沢に行…

鈴木大拙館

金沢21世紀美術館から少し歩いたところにある鈴木大拙館。仏教学者で禅を広めた、金沢出身の思想家である鈴木大拙を記念して建てられ、禅を体現した記念館です。法隆寺宝物館や葛西臨海公園レストハウスを設計している、同じく金沢出身の谷口吉生の設計です…

金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館といえば言わずと知れたSANAAの代表作である。 「公園のような建築」というコンセプトのもと円形の美術館が多方向からアクセスできる。内部には美術館ゾーンと地域の交流ゾーンが並列され、中に入るだけなら料金を払う必要はなく、美術館に…

建築の必読書

建築を学ぶひとにとっての必読書について。 難波さんや川添さんなどは研究室として必読書を定めて、学生に読んでおくようすすめているものがある。本で読んだことは、その人の考えをつくるもので非常に大事だと思うし、それを人に指示されたものを読むのはど…

田根剛展|未来の記憶 Archaeology of the future@TOTOギャラリー・間

時間があったので、TOTOギャラリーで開催されてる田根さんの展示会に立ち寄りました。東京オペラシティーアートギャラリーでも同時開催されています。TOTOがSearch&Reserchと題し設計のプロセスを展示しているのに対し、オペラシティーではDigging&Building…

神殿か獄舎か

長谷川堯著の本書は建築家がどうあるべきであるかを示してくれるような書籍です。代表作に<豊多摩監獄>がある大正の建築家である後藤慶二を中心に建築家がつくる空間について語られます。 建築をつくる場合にぶち当たる無数の法則はそのうちに矛盾するものも…

建築の多様性と対立性

建築を学ぶうえで、とても重要といわれるヴェンチューリ著の「建築の多様性と対立性」の要約のようなものとしてまとめてみる。 本書は著者でありヴェンチューリの理解者でもあるスカーリの紹介文の"「建築をめざして」以来、建築に関する著作の中で最も重要…

アメリカ大都市の死と生

以前から読まないと、読まなきゃと思いつつも中々読み進めれずにいた、ジェイン・ジェイコブスの『アメリカ大都市の死と生』を一読することが出来た。 本書は今年のはじめに映画化もされたが、1961年に出版され今のニューヨークに大きな影響を与えたといわれ…

フランス建築旅行記~マルセイユ編~

フランス南部の中心都市マルセイユの建築旅行記を残したいと思います。 マルセイユは地中海に面し観光で訪れる人も多いほか、パリの次に人口の多い都市でもあります。 そんなマルセイユは紀元前600年頃の植民都市が始まりで、ギリシャやローマなど様々な方面…

院試受験ログ~東大院建築受験~【出願・研究計画書】

院試を始める第一歩が出願です。出願書類を揃えたり、「研究について」といういわば研究計画書を書いたりなど手間がかかる作業も多いので早めに準備しておくことをお勧めします。 また、出願すると同時に専門課題Ⅱの科目の選択も行います。この時期には過去…

ARCHICAD22

世界的にも多くのシェアを持つBIMの最新版「ARCHICAD 22」がリリースされました。インターナショナル版やスペイン版、フランス版、ロシア版などが先行的にインストールが開始され、日本版はもう少しかかりそうです。 www.graphisoft.co.jp 一番の注目すべき…

院試受験ログ~東大院建築受験~【即日設計】

東大建築の科目のひとつ専門課題Ⅱの中でも受験者が多い即日設計について詳しくまとめていきます。(あくまで自分が受験したときに聞いたことや実感したことなので参考までに) 目次 採点について言われていること 問題の傾向 対策 必要な道具 チェック事項 …