まいぺーすに建築ブログ。

建築のこと。本のこと。日常のふと気になったこと。

RCRアーキテクツ展|夢のジオグラフィー@TOTOギャラリー・間

ギャラ間で催される2018年度最後の展覧会は2017年にプリツカー賞も受賞し、日本でも奈良県で活動をしているRCRアーキテクツ。彼らの詳しい活動はこの記事にまとめてあるのでよかったら読んでみてください。 www.mypace-archi-student.com 毎度おなじみのTOTO…

図面表現の重要性

建築設計の成果物の一つの〈図面〉は、本来は建築を建てるための指示書として描かれ、如何に”建てるための”情報を詰め込めるかが大事であるが、〈図面表現〉は建てるためというより自分のその建築に対しての姿勢を写すためのものだと思っている。 『出典 :ht…

卒業設計で考えていること

色々と変化もあった2018年が終わり2019年を迎え、いよいよ卒業設計も佳境に入ってくるかなと感じています。これまでの設計課題の集大成としての卒業設計を考えたとき、提出することよりもこれから建築をやっていくことで、何を考えどういう建築を行っていき…

アルヴァ・アアルトーもうひとつの自然@神奈川県立近代美術館

もう終わってしまったのだけれど、この前まで葉山で開催され、名古屋・東京・青森と日本を巡回するアアルト生誕120周年を記念した大規模な展覧会「アルヴァ・アアルトーもうひとつの自然」。 アアルトはフィンランドを20世紀を代表する建築家であり家具も多…

スペイン建築家集団RCR Arquitectes の活動

TOTOギャラリーでは、田根剛さんの展示会が行われているところですが、年が明けた1月24日からはスペインの建築家集団の「RCR Arquitectes」の展示が始まります。 RCR Arquiteictes (出典:https://cat.elpais.com/cat/2017/03/10/actualidad/1489178427_45307…

すみだ北斎美術館

両国駅から少しあるいた所にある、すみだ北斎美術館。妹島さんの都内にある代表作ともいえるこの美術館は下町感あふれる街並みを歩いていると突如現れる。このファサードは美術館の特徴ともいえ、この日は天気も良く、アルミパネルに空が反射しとてもきれい…

金沢の街風景

金沢の有名建築というより、金沢らしい風景や街の写真を。 近江市場 東山茶屋街 東山茶屋街 兼六園 金沢の街をこれだけしっかり見て回ったのは初めてで、ほんと魅力しかない街だなとまた行きたいなと。北陸新幹線が無かったらたぶんこのタイミングで金沢に行…

鈴木大拙館

金沢21世紀美術館から少し歩いたところにある鈴木大拙館。仏教学者で禅を広めた、金沢出身の思想家である鈴木大拙を記念して建てられ、禅を体現した記念館です。法隆寺宝物館や葛西臨海公園レストハウスを設計している、同じく金沢出身の谷口吉生の設計です…

金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館といえば言わずと知れたSANAAの代表作である。 「公園のような建築」というコンセプトのもと円形の美術館が多方向からアクセスできる。内部には美術館ゾーンと地域の交流ゾーンが並列され、中に入るだけなら料金を払う必要はなく、美術館に…

建築の必読書

建築を学ぶひとにとっての必読書について。 難波さんや川添さんなどは研究室として必読書を定めて、学生に読んでおくようすすめているものがある。本で読んだことは、その人の考えをつくるもので非常に大事だと思うし、それを人に指示されたものを読むのはど…

田根剛展|未来の記憶 Archaeology of the future@TOTOギャラリー・間

時間があったので、TOTOギャラリーで開催されてる田根さんの展示会に立ち寄りました。東京オペラシティーアートギャラリーでも同時開催されています。TOTOがSearch&Reserchと題し設計のプロセスを展示しているのに対し、オペラシティーではDigging&Building…

神殿か獄舎か

長谷川堯著の本書は建築家がどうあるべきであるかを示してくれるような書籍です。代表作に<豊多摩監獄>がある大正の建築家である後藤慶二を中心に建築家がつくる空間について語られます。 建築をつくる場合にぶち当たる無数の法則はそのうちに矛盾するものも…

建築の多様性と対立性

建築を学ぶうえで、とても重要といわれるヴェンチューリ著の「建築の多様性と対立性」の要約のようなものとしてまとめてみる。 本書は著者でありヴェンチューリの理解者でもあるスカーリの紹介文の"「建築をめざして」以来、建築に関する著作の中で最も重要…

アメリカ大都市の死と生

以前から読まないと、読まなきゃと思いつつも中々読み進めれずにいた、ジェイン・ジェイコブスの『アメリカ大都市の死と生』を一読することが出来た。 本書は今年のはじめに映画化もされたが、1961年に出版され今のニューヨークに大きな影響を与えたといわれ…

フランス建築旅行記~マルセイユ編~

フランス南部の中心都市マルセイユの建築旅行記を残したいと思います。 マルセイユは地中海に面し観光で訪れる人も多いほか、パリの次に人口の多い都市でもあります。 そんなマルセイユは紀元前600年頃の植民都市が始まりで、ギリシャやローマなど様々な方面…

院試受験ログ~東大院建築受験~【出願・研究計画書】

院試を始める第一歩が出願です。出願書類を揃えたり、「研究について」といういわば研究計画書を書いたりなど手間がかかる作業も多いので早めに準備しておくことをお勧めします。 また、出願すると同時に専門課題Ⅱの科目の選択も行います。この時期には過去…

最新版ARCHICADの「ARCHICAD 22」リリース

世界的にも多くのシェアを持つBIMの最新版「ARCHICAD 22」がリリースされました。インターナショナル版やスペイン版、フランス版、ロシア版などが先行的にインストールが開始され、日本版はもう少しかかりそうです。 www.graphisoft.co.jp 一番の注目すべき…

院試受験ログ~東大院建築受験~【即日設計】

東大建築の科目のひとつ専門課題Ⅱの中でも受験者が多い即日設計について詳しくまとめていきます。(あくまで自分が受験したときに聞いたことや実感したことなので参考までに) 目次 採点について言われていること 問題の傾向 対策 必要な道具 採点について言…

院試受験ログ~東大院建築受験~【専門課題Ⅱ】

東大の専門課題Ⅱは 即日設計/計画・建築史・構法系/環境系/構造・材料系 の4つの群に分かれています。即日設計は試験時間4時間で、その他の3つの群は3時間です。この選択は研究室に依らずに自由に選ぶことが出来ます。(例えば、構造の研究室を希望するが即…

院試受験ログ~東大院建築受験~【専門課題Ⅰ】

東大大学院の専門科目Ⅰの内容を科目ごとに解説していきます。 また、参考にしている教科書をいくつか紹介しています。教科書からそのまま出されている問題もあるので、教科書は手に入れたほうが良いと思います。 目次 【構造】 【構法・材料】 【環境】 【計…

院試受験ログ~東大院建築受験~【英語TOEFL】

東大の大学院を受験するときの一つの越えなければ行けない壁の一つがTOEFLです。 壁といったのも、東大では英語は足切りにしか使われていないとも言われてます。(ここら辺はあくまでも噂なので軽視することはできません。) TOEFLについて itpテストについて …

院試受験ログ~東大院建築受験~

先日、東京大学大学院の建築学専攻の院試を終えてひと段落したので、院試までの流れや勉強法などを記録として残しておきたいと思います。(無事、第一志望の研究室に合格することが出来ました。) 目次 大学院入試をする意味 試験科目 院試までの道のり 4月 …

「藤村龍至展 ちのかたち」へ。

ずっと行きたいと思ってたTOTOギャラリーで開催されている建築家であり東京藝術大学で教鞭も取られている藤村龍至さんの展示会に行くことができました。(本当は講演会も行くつもりだったのですが行けませんでした。。) 乃木坂にあるTOTOギャラリーの展示会…

フランス建築旅行記~パリ編~

以前、建築を見に行くことメインでフランスに旅行した時のことを記事にしてみました。 フランスの建築は西洋のなかでも歴史が古く、ゴシック建築も残っていればコルビュジェのモダニズム建築も、現代のジャン・ヌーヴェルのガラス建築もあり、建築を学んでい…

インスタ映えと建築

夏という一番インスタ映えしそうなシーズンもそろそろ終わりに近づいてきてしまいました。今年は夏らしいことをあまりできなかったことは後悔。"平成最後の夏"なのに。 この"平成最後の夏"というワードはInstagramでハッシュタグとして使われ、各々が映えて…

瀬戸内海の建築巡り【直島・豊島】

以前、夏休みに旅行した瀬戸内海の直島・豊島の旅行記を今さらながら残しておきたいと。 瀬戸内海の島へは、「岡山からのルート」と「香川からのルート」がありますが、今回は香川経由で島へ向かいました。 香川までは飛行機で、香川から豊島までは船を利用…

建築パースに使う素材サイトまとめ。

※8/29更新 Skalgubbar 建築パース.com NO-N-NO Nonscandinavia 建築作品はもちろん実寸大の実物が作品そのものなのは当然なのですが、モックアップを除けば学生が使う表現は主に模型・図面・パースになると思います。 模型や図面、手書きパースでは一から添…

【東北旅】十和田市立現代美術館へ。

冬に行った東北旅行の1日目は青森までの移動と青森県立美術館でほぼ費やしました。 翌日は、青森市内から車で十和田市に移動して十和田市立現代美術館とトワーレ十和田、十和田市立図書館を見学しました。 西沢立衛に隈研吾に安藤忠雄という世界的にも名の知…

【東北旅】青森県立美術館へ。

夏の暑い日が続いている今日この頃ですが、冬に訪れた東北の旅の涼しい日々を思い出しました。 東京から北に700kmの青森県には現代建築の名作がいくつもあります。その中の一つ、青森県立美術館は青木淳設計の素晴らしい美術館です。 雪の積もる日は、白い雪…

2018年モデルのiPadを使ってみて。

こんばんは。 先日iPad2018年モデルが届き、使用してから数日が経ったので今までの感想を。 購入したiPadは9.7インチの32GB,Wi-Fiモデルです。 128GBも検討しましたが、Cloudサービスを利用するため、価格を優先しました。 このiPadの一番の長所は本体価格37…