まいぺーすに建築ブログ。

建築のこと。本のこと。日常のふと気になったこと。

New Nature/御手洗龍展 @プリズミックギャラリー

南青山にあるプリズミックギャラリーで開かれている『New Nature/御手洗龍展-新しい幾何学でつくられる小さな生態系としての建築』。御手洗さんが伊東事務所を独立してから取り組んできたいくつかのプロジェクトの模型とボードによる展示。ほかにも、みらいの図書館でやろうとしていた取り組みを展示会場で実践したり、土から模型を作った御手洗さんの仮想プロジェクトのようなものはクライアントに左右されずに理想の建築像のようなものを体現しているように思う。

f:id:arc0183:20191007195316j:plain

また、この日は御手洗龍さんと平田晃久さん百田有希さんという3人の伊東事務所OBによるトークで、自然・幾何学という非常に奥深い話を聞くことが出来ました。自然という限りない話で、中々理解が追い付くことが難しいほど話が広がっていましたが、平田さんの建築に対する熱意をとても感じるレクチャーでした。建築が大きな自然の枠組みの中で何を果たすのか、今の時代で建築をすることが何の意味があるのか、そうした問いに対しての考え方を知る機会になった。

また、平田さんは御手洗さんのことを、構造としての幾何学が人の関係を作るという伊東事務所を正当に継いでいると評していたのも非常に面白く、多くの建築家を輩出している伊東事務所の中でそれぞれどういう立場を持っているかは興味深い。以前平田さんがプリズミックギャラリーで展示をした時期と御手洗さんはほぼ同時期であるといい、これから建築像を見極めていくのかなと思う。御手洗さんがこれから伊東さん、平田さんなどと違いどういう方向で建築を創るのか見ていきたいです。

f:id:arc0183:20191007195326j:plain