まいぺーすに建築ブログ。

建築のこと。本のこと。日常のふと気になったこと。

「武器になる哲学」を読んで。

 

キャッチーなタイトルでかつ、電子書籍で読めるということで読んでみた本。

哲学の入門書というよりかは、ビジネスに寄っており登場してくる哲学者の話も短く、多くの哲学者の話をかいつまんでいる。それでも、実際に活きるシーンが良く想像がつきやすく初学者にとっては読み進めやすいものになっている。

建築を考える上で、これまで繰り返し参照されてきたハンナ・アーレントクロード・レヴィ=ストロースも出てくるものであるが、それよりかは、今まで詳しくは知らなかった、心理学者や脳科学者も登場し、この本がフックになって他の書籍を読み進めるきっかけになることのほうがこの本の持つ役目のように思えた。

 

登場する哲学者が生きた時代背景を今の日本と比較することで思考に至るまでのプロセスを理解することも納得のいくものになるし、今の時代であったらその考えにはならないという発見も多くある。50のキーとなるものがテンポよく発見できる楽しさがある本であった。